2019/7/15 フォーラム 「障害からひろがる表現とケア ともに創造するためのはじめの一歩」に登壇します

お知らせ

ソーシャルアートラボの事業の一環で実施するフォーラムに登壇しつつ、コーディネートをしています。詳しくは以下。

http://www.sal.design.kyushu-u.ac.jp/190715_fukuokaforum.html

九州大学ソーシャルアートラボでは2018年度より、「演劇と社会包摂」をテーマとした学びの場をひらいています。
今回は、「障害からひろがる表現とケア」について考えるフォーラムを開催します。
「ケア」は、障害のある人が関わる表現活動において、創造、鑑賞、発表などのあらゆる現場で不可欠なものです。
と、同時に、「ケア」を行うこと自体や、そこから生まれる関係性によって、豊かな表現がひろがることもあります。
障害のある人の表現活動に長年携わる方々をお招きし、国内外の事例を伺うことを通じて、
多様な人たちがともに創造するためにはじめの一歩について、一緒に考えてみませんか。
チラシ(PDF)ダウンロード

 
フォーラム
「障害からひろがる表現とケア ともに創造するためのはじめの一歩」
 
■実施プログラム・スケジュール
日時:
 2019年7月15日(月祝)14:00〜17:00
*申し込み締め切り:2019年7月10日(金)
会場:
九州大学大橋キャンパス デザインコモン 1F(福岡市南区塩原4-9-1)
講師:
吉野 さつき(ワークショップ・コーディネーター)、森田かずよ(ダンサー・俳優)、
倉品 淳子(俳優・演出家)、森山 淳子(認定NPO法人ニコちゃんの会代表)、
長津 結一郎(九州大学ソーシャルアートラボ/日本アートマネジメント学会九州部会委員・幹事

 
■募集要項
対象:
・文化事業や文化施設関連の仕事に従事されている方
・福祉事業関連の仕事に従事されている方
・こうした分野に将来携わりたいと考えられている方
 
受講料:無料
定員:50名(先着)
 
*障害の有無は問いません。
*手話通訳あり。「UDトーク」を活用したリアルタイム字幕を提供いたします。
*参加に当たって心配なことがある方はお気軽にお問い合わせください。
 
■関連講座
認定NPO法人ニコちゃんの会 すっごい演劇アートプロジェクト
「身体的にバラエティあふれる人たちとの演劇のつくり方」
演出家の倉品淳子さんによるワークショップのなかで、さまざまな人たちとの関わりを通じて表現が生まれる現場を体感するとともに、そこにあるケアの役割について考えます。
日時:2019年7月12日(金)18:30〜21:00・13日(土)11:00〜17:00、14日(日)11:00〜17:00、15日(月・祝)10:00〜13:00
*15日は12時ごろよりワークショップの成果発表を行います。
講師:倉品 淳子(俳優・演出家)
会場:九州大学大橋キャンパス デザインコモン2階(福岡市南区塩原4-9-1)
主催:認定NPO法人ニコちゃんの会、公益財団法人福岡市文化芸術振興財団、福岡市
共催:九州大学大学院芸術工学研究院ソーシャルアートラボ
詳細は認定NPO法人ニコちゃんの会のウェブサイトでお知らせします。
 
■講師プロフィール
吉野さつき:ワークショップコーディネーター・愛知大学文学部教授
英国シティ大学大学院でアーツ・マネジメントを学ぶ。
公共ホール勤務、英国での研修(文化庁派遣芸術家在外研修員)後、コーディネーターとして、教育、福祉、などの現場でアーティストによるワークショップを数多く企画。アウトリーチ事業やコミュニティアーツプログラム、ワークショップ等の企画運営を担う人材育成にも各地で携わる。いジャンルコラボバンド「門限ズ」では、「めい」として活躍中。
 
森田かずよ:ダンサー・俳優・Performance For ALL People.CONVEY主宰
先天性の障害(二分脊椎症・先天性奇形・側湾症)を持って生まれる。18歳より表現の世界へ入り、ある時は義足を身につけ、ある時は車椅子に乗りながら、舞台に立つ。大学卒業後、奈良県の劇団を経て現在フリーで活動し、多数の公演に出演し、メディア出演も多数。近年は、文化庁やブリティッシュカウンシルが主催する、障害のある人とパフォーミングアーツの可能性についてのシンポジウムなどにも登壇し、日本の障害者パフォーマーのリーダ的存在のひとりとしても注目されている。
 
倉品淳子:俳優・演出家
劇団山の手事情社所属。1990年より俳優として劇団山の手事情社にて舞台表現を追求する傍ら、インプロや大道芸「あなざ事情団」「門限ズ」などのユニットに参加し、観客参加型演劇、他分野アーティストとの作品作りなど、演劇の可能性を広げる活動も同時に行ってきた。スイス、ドイツ、ポーランド、ルーマニア、韓国など海外での公演も多数。2012年より認定NPO法人ニコちゃんの会「ずっごい演劇アートプロジェクト」チーフプロデューサー。異ジャンルコラボバンド「門限ズ」では、「じょほんこ」として活躍中。
 
森山淳子:認定NPO法人ニコちゃんの会代表理事
認定NPO法人ニコちゃんの会を設立し、非日常的な時間や場づくりを積極的に取り入れ、演劇・身体表現ワークショップなど、福岡市内を中心に企画・実践する。倉品淳子を演出家に迎え、60歳以上の女性との演劇作品「よろぼし」(2004年)や身体的にバラエティあふれるひとたちの演劇公演『BUNNA』にプロデューサーの立場から携わる。
 
長津結一郎:九州大学大学院芸術工学研究院助教
専門はアートマネジメント、芸術と社会包摂。博士(学術・東京芸術大学)。異なる立場や背景をもつ人々がどのように協働することができるのか、ワークショップの開発や協働の場づくりを題材として研究/実践の双方からアプローチを試みている。著書に『舞台の上の障害者:境界から生まれる表現』(九州大学出版会、2018年)など。これまで関わった主なプロジェクトに「東京迂回路研究」など。2016年より現職。
 
 
■お申し込み方法
下記の項目を記載のうえ、メール・FAXのいずれかよりお申し込みください。
またソーシャルアートラボ公式ホームページ内「CONTACT」からもお申し込みいただけます。
①氏名(フリガナ) ②年代 ③電話番号 ④メールアドレス ⑤所属(あれば) ⑥参加の動機
 
・お申し込み、お問い合わせ先
九州大学ソーシャルアートラボ
TEL&FAX: 092-553-4552   E-mail: sal-cul@design.kyushu-u.ac.jp
URL: http://www.sal.design.kyushu-u.ac.jp Facebook: 「ソーシャルアートラボ」で検索
 
■主催情報
・九州大学ソーシャルアートラボの情報
九州大学ソーシャルアートラボは、社会の課題にコミットし、人間どうしの新しいつながりを生み出す芸術実践を「ソーシャルアート」と捉え、新しい生の価値を提示していくことを目的としています。平成30年からは、《アートと社会包摂》をテーマとして研究・教育・実践・提言に取り組んでいます。
ウェブサイト: http://www.sal.design.kyushu-u.ac.jp/
 
■共催情報
・認定NPO法人ニコちゃんの会の情報
認定NPO法人ニコちゃんの会は、「どんなに重い病気や障がいがあっても、その人らしい心豊かな人生を生き抜く」ことができる社会の実現を目指して活動を行っている団体です。芸術・研究・啓発・介護(日々の生活のサポート)など多岐にわたる活動を行なっています。障がい児の親をはじめとし、医療・デザイン・舞台・教育など幅広い分野のスタッフで企画・運営しています。
ウェブサイト:http://www.nicochan.jp/
 
■クレジット
・主催:九州大学大学院芸術工学研究院ソーシャルアートラボ、日本アートマネジメント学会九州部会
・共催:認定NPO法人ニコちゃんの会、公益財団法人福岡市文化芸術振興財団
・助成:2019年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業
・後援:福岡市

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