研究室の事業

学生ゼミ

ゼミでは、受講生の関心に合わせた文献の講読とディスカッションを行なっています。受講生以外で参加を希望される方はまずはコンタクトいただければと思います。また、ときどき他研究室との合同ゼミも開催しています。

ソーシャルアートラボでの活動

九州大学大学院芸術工学研究院附属社会包摂デザイン・イニシアティブの構成教員として活動しています。長津が主に担当している企画は以下です。

  • 舞台芸術と音響技術による社会包摂のデザイン
    • 2012年の劇場法により、劇場の社会包摂機能が提唱されて10年が経過するが、劇場における社会包摂の取り組みは全国的な動きになっているとは言い難い。そこで、劇場が真に包摂的な環境になるため、社会的・技術的観点から見たグランドデザインを構築することである。特に今年度は、2022年3月に北九州芸術劇場・ヒビノ株式会社と共同で実施した「舞台技術セミナー」の検証を行い、舞台技術者と社会包摂との関係性について実践するうえでの困難を整理する。将来的には劇場職員(事業担当・技術担当の双方)や管理職等が活用できるハンドブックを作成することが最終目標である。(本研究は科研費基盤研究(B) 22H03888「公立劇場の社会包摂に向けた技術的・社会的観点に基づくデザインの実証研究」(研究代表者:長津結一郎)の支援により行われています)
  • 「半農半アート」を基盤とした地域づくりのしくみ
    • 少子高齢化・過疎化に伴い、中山間地域などの農村社会には課題が山積しています。これまでのソーシャルアートラボの取り組みでは、芸術活動を地域の文脈に即して導入していくことが包摂的地域づくりの一助となることが見出されました。全国的に見ればこうした取り組みは「創造農村」として、文化が持つ創造性を包摂的な社会づくりに生かす取り組みとして注目されています。本研究では全国ネットワークを形成するとともにミクロ・マクロの双方から調査研究を行うことで、「半農半アート」のライフスタイルを基盤とした包摂型地域づくりや農業ボランティアの新しいしくみモデルを形成・提案することを最終目標とします。また教育への貢献として臨時開設科目を通じ、学生が農村での課題と包摂的社会に関する具体的ニーズを知る機会を提供します。

詳細は九州大学大学院芸術工学研究院附属社会包摂デザイン・イニシアティブでご覧ください。

科研費研究・受託研究など

2022年度は以下の事業を行なっています。関心がある方はコンタクトしてください。

  • 芸術による社会包摂に関する相互行為論的アプローチによる実証研究
    • 福岡県立ももち文化センター、NPO法人アートマネージメントセンター福岡にご協力いただきながら、障害のある人を含む多様な人たちの関わる演劇ワークショップの評価に取り組んでいます。
    • 科学研究費補助金(若手研究)を受けて実施しています。
  • 地域コミュニティに開かれた特別支援学校のあり方の検討
    • 福岡県内に新設が構想されている特別支援学校のあり方を研究と実践の双方から検討する研究です。
    • 公益財団法人トヨタ財団2019年度研究助成プログラム助成事業です(研究分担者)。

その他