190715(月祝)
午前、フォーラムの仕込み。前日よりやっていたワークショップは発表会で大団円。障害のある人の日常をうまく切り取りつつ演劇として成立しているピースがいくつも。4日間の濃密な関係を思い知る。午後、フォーラム「障害から生まれる表現とケア」登壇+進行。スタッフを入れると100名超の人に集まっていただき、フロアを巻き込みながらさまざまな深い話ができた実感。講演録を公開できるよう進めようと決意する。運営は反省あれど(すみません)、体力的にも精神的にもやりきった感覚。夜、フォーラム見学から福岡入りしてくれていた村川拓也さんのリサーチで小郡市へ。外国人介護者の方へのヒアリング。
190716(火)
早朝、学生面談。私自身経験がない重たい決断をしたけれど、きっとこのことが前向きにつながるきっかけになると信じつつ。その後村川さんとリサーチで市内の特別養護老人ホーム。午後、奥八女芸農学校の準備で八女に行ってくださっていたアーティストの武田力さんの活動キャッチアップ。超順調でとても安心。今年から図書館関係の委員になったので会議に出席し、学生発表をする授業に立会う。
190717(水)
早朝、ソーシャルアートラボの定例会議。深い話をしはじめると、本当にいつも勉強になる議論であったり、自分自身の思考を深める議論になるので毎回ありがたい機会。今回のテーマはアートマネジメント人材育成として目指すものの話。その後研究生の面談。午後、村川さんと特別養護老人ホームに行ったあと、大学に戻りヒアリングをもう1件。表現としての実験もいくつか。このことについては別のブログで徐々に書いていくつもり。
190718(木)
午前、ソーシャルアートラボで文化庁との共同研究に関する会議。事業評価についてのハンドブック作成に向けて濃密な議論。朝から頭がパンクしそうになる。午後、村川さんとリサーチで市内の特別養護老人ホームに行きとんぼ帰り、ゼミ。今日は研究室の学生に加え、関心が近い別の学部の学生さんの発表を聞く。ディシプリンが違うと注目のポイントもぜんぜん違う。でも突っ込まねばならないところは近い。人文系の基本的なところの指摘だったからかもだが。がんばってほしいなあ。夜は再び村川さんとのヒアリング2件。外は大雨。
190719(金)
午前、デスクワーク&学生関係のもろもろ対応で過ぎていく。午後、村川さんとリサーチで市内の特別養護老人ホームに行き、終わったらとんぼ帰り。文化政策特論の私担当の最終回は7/15のフォーラムを受けての哲学カフェ風の振り返り。「社会全体に広げたいの?身内のためにやりたいの?」「責任がとれないとケアではないの?」などと、とがった問いについてみんなで話し合う。授業が終わっても1時間以上居残る学生さんもいて、なかなかいい感じ。大学っぽいなー。夜は村川さん関連で、福岡市内の福祉事業所を運営されている方々とディープなコミュニケーション。
190720(土)
午前、大学でヒアリング1件。その後、市内の特別養護老人ホームを経て、小郡で2人の外国人介護労働者の方にヒアリング。これで村川さんウィークはひと段落。リサーチャーとしてどういう形で入るのかは手探りだが、プロジェクトの大筋は見えてきた。これは楽しくなりそうだ。
190721(日)
午前、村川さん+制作さんと、福岡市文化芸術振興財団の方を交えて、今後についての打ち合わせ。終了後ジュンク堂で気になる本をいくつか物色。感情労働についてと、介護についての本を買う。選挙にも行く。
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