190729(月)
意を決して代休を正当に取り、きょうは自宅作業。本を読み、ものを考え、これからの計画を立てる。電話がかかってきて現実に戻るも、なかなか休みを満喫できた感じ。
190730(火)
午前、デスクワークもろもろ。お昼前にソーシャルアートラボに寄りいくつかの対応を。午後、音楽理論表現演習というピアノレッスンの授業の最終回、集大成としての発表会、すなわち試験。ことしは感動的だったなあ。会場である録音スタジオの空間をうまく使って、響きの余白をうまく演出した演奏が多くて、とくに自分が面倒を見させてもらった学生さんの演奏はもれなく感涙しそうになる。最近いろんなことがあったけど、こういう瞬間があるから、先生業ってのも悪くないなと思える時間でした。ありがとうございました。
190731(水)
午前、会議2件。自分からの報告事項があるのは久々なのと、どちらかというとその事項が重めなので緊張の面持ち。無事終わりました。午後、同僚の城一裕先生、中村美亜先生の研究室と合同で卒業年次の学生の合同ゼミ。テーマはそれぞれ(バイオデザイン、脈拍と音楽、オノマトペ、音楽の遠隔教育、ファッションショーの音楽、楽器改造、酒と音楽、コンプレックスとアート)だが、共通するのは、夏休みにとにかくなにか行動を起こしましょう!ということ。つくづく返す刀。夜は発表を終えた彼らと、学内にできたアジールのようなキッチンスペースで楽しい打ち上げ。
190801(木)
すこし遅めの出勤。午前は懸案をいくつか片付ける。午後、前期卒業の学生さんの審査会。副査なので厳粛に臨む。まあでも学生さんの将来のためにはちゃんと言わなければ、という気持ち。夜は学生さんとサシ飲みでありながら、そのお店では旧知の元学生さんがバイトしてるので、総じて楽しく飲む。
190802(金)
遠方より来客あり。もやもやとした話にもやもやと付き合いつつ、東京で暮らしていたときのことをぼんやりと考える。最後に暮らしていたのは江東区の北砂という地域で、地域に接触するような活動はほとんどしてこなかったけれど、なんだか街並みを急にリアルに思い出す。狭っ苦しくて、こちゃこちゃした町だったけど、居心地は不思議とよかったなあ。とか。翌日の講演準備のあと、オープンキャンパスの設営。
190803(土)
新幹線。車中ではひたすらスライドづくり。隣に東南アジア系と思われる方が座っている。話しかけられる。「席交換、いいですか」。指定席だけど、まあいいか、と交換すると、次の駅で「そこ、ぼくの席なんだけど」という客が来る。どうやら自由席と勘違いしてたみたいね。よい旅を。
午後。少し早く新長田に着き、中華を食べ、現場入り。ダンスボックスの文さんと久々の再会。大谷さんにもごあいさつ。そのうち森田かずよさんが到着し、打ち合わせ。15時からイベント開始。観客は20名くらいか。森田かずよさんのソロダンスのあと、長津のレクチャーはゆったりとした気分で、いつもよりトーン抑えめだったので眠くなった人もちらほら。休憩のあと森田さんの話、クロストーク。「青空が見えるカオス」という大谷さんの名言を味わう。終了後は鉄人28号の像の下でビールを味わう。終電のひとつ前で帰福。
190804(日)
灼熱のオープンキャンパス。新設される未来構想デザインコースのはじめてのオープンキャンパスで、注目度が高いのか、かなりのお客さんが押し寄せる。私は模擬授業でお話をする担当。あいちトリエンナーレのことが気になって少々その話も織り込みつつ、アートマネジメントって何してるの?ということを切り口に未来構想デザインコースの話をする。そのあと先輩教員が模擬授業、これぞ模擬授業のお手本という感じでたいへん勉強になる。次やるときはこうやろう、というヒント多し。受験生ともいろいろ話せて楽しい。打ち上げも楽しい。
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