3月16日(土)に、九州障害者アートサポートセンター/NPO法人まるの樋口さんにお声がけいただき、「障害のある人たちとの舞台芸術を考える座談会」に登壇することになりました。
メインゲストは、東京で大学院生をしていたころから何かとお世話になっている鈴木励滋さん。鈴木さんは平日は横浜の団地の中にある、障害者福祉サービス事業所でもある喫茶「カプカプ」を運営し、休日は舞台批評家として活動されています。
鈴木さんの振る舞いに通底しているのは、一見して見えづらいことや、大きな物語で回収しづらい出来事を、丁寧にひとつひとつ見つめていく視点のように思っています。そしてそのまなざしは、そのような現場に根ざした営みを排除するような活動や言動に直面したとたん、鋭い刃物のような言葉に変化します。
喫茶カプカプについては下記のレビューが私は名文だと思います。
http://artscape.jp/report/review/10128851_1735.html
2020年東京オリンピック・パラリンピックのみならず、様々な局面で拡大する障害者への消費的なまなざしではなく、いかに一人ひとりに根ざしたまなざしを育むことができるか。たぶん、そんな話をお聞きすることになるのだと思います。楽しみです。ぜひお申し込みは上記ウェブサイトから。
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